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2022年3月 1日

第2回日本バイオデザイン学会定期学術集会に当社医工学研究所 歩行延伸高齢者領域・主席研究員が登壇しました

2022年2月25日(金)にオンラインにて開催された、一般社団法人 日本バイオデザイン学会主催の「第2回日本バイオデザイン学会定期学術集会(会長:出江 紳一先生 東北大学大学院 医工学研究科 リハビリテーション医工学分野教授)」の第2部 第1セッション【企業の問い「売れる新商品を生み出すためには?」※1に当社歩行延伸高齢者領域・主席研究員 縄田 厚がパネリストとして登壇しました。

セッションでは、八木 雅和先生(大阪大学大学院 医学系研究科 重症下肢虚血治療学共同研究講座)を座長に、日本企業におけるバイオデザインの実践と推進における課題と活動について議論しました。
アルケアからは「顧客ニーズ起点で医療現場に良い製品を生み続けるために」を課題として、ニーシーズ価値開発システムづくり、研究開発部門での教育プログラムの活動、現場ニーズや医療従事者とのコンセプトの共感の強化を目的とした病院等7施設での観察現場確保など、バイオデザインを実施するための環境・文化づくりについて紹介しました。

アルケアは、バイオデザイン※2に基づいた現場視点の商品開発活動で、予防から社会復帰にいたるまでのケアをプロセス視点で捉え、整形外科領域、褥瘡・創傷領域、ストーマ領域、看護領域の4事業を展開し、高齢社会のエッセンシャルパートナーとなるベストケアを創造していくことを目指しています。

※1
出典:第2回日本バイオデザイン学会定期学術集会 プログラム(敬称略)
座長:八木 雅和(大阪大学大学院 医学系研究科 重症下肢虚血治療学共同研究講座)
パネリスト:粕谷 淳一(ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 メディカル カンパニー コーポレート・ストラテジー&コマーシャル・エクセレンス本部 事業開発)
      縄田 厚(アルケア株式会社 医工学研究所)
      青木 英祐(トヨタ自動車株式会社 未来創生センター Rフロンティア部 第1ロボティクス研究グループ)
      川本 明代(シスメックス株式会社 学術本部 学術研究部)
ディスカッサント:辻本 悠郁子(大日本住友製薬株式会社 フロンティア事業推進室)
         桐野 宙治(株式会社クリスタル光学)

※2
2001年にスタンフォード大学のDr Paul Yock(ポール ヨック 博士)らが、デザイン思考をもとにした医療機器イノベーションを牽引する人材育成プログラムとして開始。開発の初期段階から事業化の視点も検証しながら、医療現場のニーズを出発点として問題の解決策を開発し、イノベーシ ョンを実現するアプローチを特徴とするプログラム。