• トップ
  • ニュースリリース
  • 座位時間の長い高齢者の「足の血流」をサポート。 高齢者向けのサイズ設計で履きやすさを追求した、 医療用弾性ストッキング〈アンシルク®・きらり〉※1新発売

ニュースリリース

2026年2月27日

座位時間の長い高齢者の「足の血流」をサポート。 高齢者向けのサイズ設計で履きやすさを追求した、 医療用弾性ストッキング〈アンシルク®・きらり〉※1新発売

アルケア株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:伊藤 克己、以下「アルケア」)は、医療用弾性ストッキング〈アンシルク〉シリーズの新ラインアップとして、高齢者向けモデル〈アンシルク・きらり〉を2026年2月27日に発売することをお知らせします。
〈アンシルク〉シリーズは、1987年の発売開始以来、日本人の体型データに基づいた設計で展開しています。

※1 一般医療機器/弾性ストッキング/医療機器届出番号:13B1X00207000086

〈アンシルク・きらり〉商品着用画像

〈アンシルク・きらり〉は、高齢者の下肢形状に特化したサイズ設計と、段階的な軽度圧迫圧を採用した医療用弾性ストッキングです。座ったままで過ごす時間が長くなりがちな高齢者の下肢の静脈還流を促進し、うっ滞の軽減・予防に貢献することで、高齢者の快適な生活と、家族・介護者の負担軽減をサポートします。
アルケアは、創業以来「親切な製品をつくること」を志し、ケアをする人・ケアを受ける人の潜在的なニーズを察知して磨き抜かれた製品・情報・サービスを提供し、ケアの可能性を豊かにしていく「ベストケア」創造企業です。アルケアの褥瘡・創傷領域においては、外傷や術後創傷などの創(きず)のトータルケアに幅広い製品ラインアップで貢献し、手術後からセルフケアまでをシームレスにつなぎます。あらゆるケアの現場において、エビデンスに基づく適切なケアの展開の実現を目指し、地域包括ケアシステムにおける多職種連携をサポートしています。

開発に至った背景

高齢化に伴う筋力の低下や活動量の減少により、自宅や介護施設でも車いすなどの座位姿勢で長時間過ごす高齢者が増えています。こうした生活環境では、下肢の筋ポンプ作用※2が十分に働かず、静脈血やリンパ液がうっ滞しやすくなり、結果として足の「むくみ」が生じます。一度むくみが生じると、足の重さやだるさなどの不快感から動くことが億劫になり、それがさらなる活動量の低下とむくみの悪化を招くという悪循環に陥りやすくなります。
この悪循環は、高齢者の生活の質を低下させるだけでなく、介護者の負担増大にもつながる社会課題となっていきます。
こうした足のむくみには、足を心臓より高い位置に上げる下肢の挙上※3や足首の曲げ伸ばしなどの運動に加え、弾性ストッキングや弾性包帯などを用いることが基本のケアとして推奨されていますが、従来の医療用弾性ストッキングは「圧が強くて履きにくい」「皮膚への刺激が心配」といった理由から、高齢者やその介護者にとって使用や継続のハードルが高い現状がありました。
そこでアルケアは、日本人の体型データに基づいて設計した医療用弾性ストッキング〈アンシルク〉シリーズで長年培った技術を応用し、「無理なく履ける・履かせられる」ことを目指して、高齢者向けのサイズ設計や快適な使い心地にこだわった〈アンシルク・きらり〉を開発しました。

〈アンシルク・きらり〉商品名由来イメージ

※2 ふくらはぎなどの足の筋肉が収縮・弛緩を繰り返し、静脈内の血液を心臓へ押し上げる働き
※3 足を心臓より高い位置に上げることで、滞った血液やリンパ液の流れを改善し、体液の貯留を防ぐための基本的な対処法

特長

〈アンシルク・きらり〉は、高齢者の身体的特徴と座位時間が長くなりがちな生活様式に寄り添い、以下3つの特長を備えています。

1.  高齢者向けの「サイズ設計」で的確にフィット
高齢者特有の下肢形状(青壮年期と比較して膝下丈が短く、足首とふくらはぎの周径バランスも異なるなど)に配慮した専用設計を採用しました。装着中に下肢の周径が変化しても圧迫圧が維持されるよう適応範囲を広く設計しており、一足を長く履き続けることが可能です。

2. 「段階的な軽度圧迫圧」で静脈還流を促進
足首からふくらはぎに向け段階的に圧迫圧を減少させるC&G(Compression & Gradation)構造で、静脈還流を促進し、静脈血のうっ滞を軽減・予防します 。
圧迫療法における圧選択の目安に準じた圧設計と、高齢者の「着用の実感・快適さ」と「履きやすさ/履かせやすさのバランス」を考慮し、最も強い足首の圧迫圧を13hPa(10mmHg)※4と軽度に設定しています。そのため、着圧に慣れていない方にも配慮した着用感、かつ少ない力で着脱が可能なため、介護者が補助する際も履かせやすくなっています。

※4 「hPa(ヘクトパスカル)」は、圧力を表す国際単位です。数値が大きくなるほど脚を圧迫する力が強くなることを表します。(1hPa=0.75mmHg)
従来品〈アンシルク〉シリーズの最も軽い圧迫圧は、19hPa(14mmHg)です

アンシルクシリーズと〈アンシルク・きらり〉のサイズ設計比較

〈アンシルク・きらり〉の経度圧迫圧について



3. 快適な使い心地を提供するデザイン

ダメージを受けやすい高齢者の皮膚を保護するため、肌触りの良い厚手の綿パイル生地を使用しています。また、座位姿勢を想定した設計と実用的なデザインで毎日快適に着用できます。

(1)幅広の口ゴムと厚手の綿パイル生地
 ・長時間の座位姿勢でも膝裏に食い込まない、柔らかな低圧の口ゴム
 ・傷つきやすい皮膚をやさしく保護する不快感の少ない肌触り
(2)シームレスなつま先
 ・着脱時の引っかかりやあたりの不快感を軽減
 ・つま先が閉じた形状で足先を保護
(3)バイカラー
 ・視力が低下していても、つま先・かかと・口ゴムを識別しやすくスムーズな装着をサポート
 ・つま先が淡い色のため、足先のトラブルにも気付きやすい

〈アンシルク・きらり〉の快適な使い心地を提供するデザインについての解説

概要

アンシルク・きらり商品概要

アンシルク・きらり商品図

〈アンシルク〉シリーズについて

〈アンシルク〉シリーズは、日本人の体型データに基づいて設計した医療用弾性ストッキングです。足首の圧迫圧を最大とし、大腿部に向けて段階的に圧迫圧を減少させるC&G(Compression&Gradation)構造により、下肢静脈血流を促進。高いフィット性で日常的に心地よく履き続けられます。

https://www.alcare.co.jp/user/how-to-use/ansilk/

アルケア株式会社について

1953年に国産初の石膏ギプス包帯「スピードギプス」の開発・製造に成功し、1955年に創業しました。ケアをする人・ケアを受ける人の双方にとって「親切な製品をつくる」という創業当時の想いを受け継ぎ、褥瘡・創傷領域、看護領域、ストーマ領域、整形外科領域の4つの専門領域で、現場ニーズを製品・情報・サービスへと具現化し、価値を創出しています。予防から社会復帰に至るまでの医療のケアプロセスを看護から支えるインフラ企業として社会とつながり、「人に寄り添う" かんご "を、世界のスタンダードに。」することを目指して挑み続けてまいります。

褥瘡・創傷領域:急性期から慢性期までケアの現場をシームレスにつなぎ、エビデンスに基づく最適なケアの展開を実現する
幅広い製品ラインアップで創(きず)のトータルケアに貢献し、医療機関から介護施設・在宅、どのケアの現場においてもエビデンスに基づく適切なケアの実現を目指してまいります。

【報道関係者の皆さまのお問い合わせ先】
アルケア株式会社 経営企画部 コーポレートコミュニケーション課 E-mail :pr@alcare.co.jp

【商品に関するお問い合わせ先】
コールセンター 電話番号:0120-770-175 受付時間:午前9:00~午後5:30(土・日・祝日を除く)