企業
2026年8月21日
医療用製品の安定供給に向けた外装箱の出荷基準の見直しについて
平素より、格別のお引き立てをいただき、誠にありがとうございます。
アルケア株式会社(以下「アルケア」)は、持続的な医療インフラ提供に必要な物流網の維持・改善および環境負荷低減への貢献のため、外装箱(輸送用段ボール)の出荷基準を見直し、表面的なしわ・へこみ、汚れ・擦れ・破れなどが生じた際に製品への影響がないことが確認できた場合につきましては、出荷対象としますことをご案内いたします。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
外装箱出荷基準見直しの背景
アルケアでは、医療やケアの現場への安定供給を果たすため、品質管理や持続可能な物流網の維持に全社一丸となって取り組んでおります。しかしながら、物流業界においては、高齢化によるドライバー不足や燃料費の高騰などの社会情勢に加え、働き方改革に伴う「物流2024年問題」により、輸送力の低下や物流コストの上昇など製品の安定供給に影響を及ぼす課題が多く生じております。
また、医療用製品の輸送においては、高品質が求められる性質上、厳格な検品基準があり、輸送の過程で外装箱にわずかでも傷やへこみが発生した場合、製品への影響の有無にかかわらず、不良品として返品・交換・再出荷がなされておりました。そのため、輸送回数の増加による物流網への負担、輸送用としての機能が満たせる外装箱の廃棄や再出荷に使用する新たな段ボールの使用など、環境への負荷も生じております。
このような状況下において厚生労働省では「医政産情企発1214第1号 医療機器に係る物流2024年問題等により生じうる課題と対応策について」を発出し、製造販売事業者への物流効率化や、販売事業者や医療機関への納品のルール緩和について通知をしております。
さらに、2025年4月施行の「物資の流通の効率化に関する法律(物流効率化法)」では、発・着すべての荷主・物流事業者に対し、積載効率の向上などが努力義務とされております。
アルケアではこれまで、日本シグマックス株式会社との医療用品物流における共同配送の実施(のちに共同配送エリアを拡大)、コンバテックジャパン株式会社との共同配送、医療メーカー7社による「医療流通対策研究会」の設立および4社での共同配送の展開など、物流プロセスの改善に継続して取り組んでまいりました。
このたび、さらなる物流効率化や医療用製品の安定供給に向けて、出荷基準の見直しを行い、持続可能な供給体制構築への対策を進める運びとなりました。
対応内容
製品自体の安全性と安定供給を最優先としながら、外装箱への表面的なダメージ(しわ・へこみ・汚れ・破れ等)については、出荷する基準に変更いたします。
梱包内の製品は引き続き厳格な品質基準にて検品を行い出荷しておりますので、外装箱への軽微なダメージがあります際にも、通常の製品と同様に受領いただきたく、ご理解のほどお願い申し上げます。
製品に影響を及ぼさない外装箱破損の例
・内部の製品パッケージに圧迫や損傷が及ばない程度の表面的なしわ・へこみ
・箱の開封や貫通に至っていない表面的な汚れ・擦れ・破れ



ご懸念点やお気づきの点がございましたらお問い合わせ窓口までご連絡をお願いいたします。
アルケアは今後も、「ベストケア創造企業として健康で豊かな医療福祉社会を実現する」という使命のもと、さまざまなパートナーをはじめとするステークホルダーの皆さまと共創しながら製品の安定供給に努め、サステナブルな医療やケアの実現に貢献してまいります。
