パラアスリートの活躍

2024年12月24日

車いす陸上競技の古畑篤郎選手(アルケア所属)が、世田谷区の小学校で講演を行いました

アルケア株式会社社員の古畑篤郎選手は、2024年11月28日(木)に世田谷区の小学校5年生54名に向けて、花岡伸和氏と対談形式の講演を行いました。

講演のテーマは「未来のつくりかた」。パラリンピックやパラ陸上競技の魅力、自身の障害のこと、未来のために限界を決めずに今できることなどをお伝えしました。また給食を食べながらの交流や実際に競技用車いす(レーサー)で走る体験をしてもらいました。

2004年アテネパラリンピック、2012年ロンドンパラリンピックに車いすマラソンで出場し、両大会で入賞(6位・5位)。 引退後はハンドサイクリスト、講演者、コーチ(スポーツ科学修士)、競技解説者、などの活動を展開している

「未来をつくるために限界を決めないことが大切と聞いた時、私もそうしようと思いました」「スモールチャレンジをすることで夢がかなうことが心に残りました」「レーサー体験で古畑篤郎選手が話していた風を切る気持ち良さがわかりました」と参加された児童の皆さんから感想をいただきました。

アルケア株式会社では、障害を抱えながらも限界を決めずに挑戦し続けるパラアスリート社員を雇用し、業務の一環として自身の体験をさまざまな方に伝える講演活動などを通じて、健康で豊かな医療福祉社会の実現を目指しています。今後も、障害に関する認知の拡大や誰もが暮らしやすい社会の実現に貢献してまいります。

古畑篤郎選手のコメント

今回は、花岡伸和さんと一緒に講演を行うことで、関西ご出身の花岡さんならではのトークにつられて、いつもより軽快に話すことができ、児童の皆さんと楽しい時間を共有することができました。これから皆さんがさまざまな経験をする中で、今回話した「限界を決めない」といったことをふと思い出し、何かの助けになればうれしく思います。また、久しぶりに食べた給食もおいしくて懐かしい気持ちになりました。

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講演の様子

児童の皆さんへサプライズでサインを書いて来ました!