蓄尿袋の使用方法
就寝時や外出時など長時間尿を処理できない場合は、付属の接続チューブを使って蓄尿袋(採尿バッグやレッグバッグなど)に接続し、一時的に蓄尿量を増やすことができます(当社の蓄尿袋にはこの操作は必要ありません)。
接続チューブの使用方法
1.接続チューブをコネクターに差し込みます
接続チューブを蓄尿袋などのコネクターに差し込みます。
2.ストーマ袋に蓄尿袋を接続します
尿が袋に入っていないことを確認した後、尿排出口のキャップを外し接続します。接続するときは「カチッ」と音がするまで強く差し込んでください。
3.蓄尿袋を外すときは
接続チューブのハネ部を指で挟み、ツメのロックを外してから、ゆっくりと接続チューブを引き抜きます。
就寝時に〈採尿バッグ〉を使用する場合
就寝時に〈採尿バッグ〉を接続する場合はチューブがねじれたり、接続部が外れたりしないように、袋の向きによってチューブの配置を以下のように変えましょう。
袋が下向きのままの場合
(単品系装具を使用している方)
採尿バッグのチューブを両足の間から足の下に通します。チューブのねじれや接続部が外れる防止になり、寝返りもラクにできます。
袋が斜め45度くらいに方向転換できる場合
(二品系装具を使用している方)
日中は下向きにしている袋の向きを、就寝前に体の外側へ斜め45°くらいに変えます。
そのまま採尿バッグをつなぐだけで、チューブがねじれることがなく安心です。
日中、尿を長時間処理できないとき
足に取りつける蓄尿袋〈レッグバッグ〉がおすすめです。
尿を排出する回数が減るので、外出時や車の運転中などに便利です。また、尿の重さが直接ストーマ装具にかからないので、面板の剥がれによる尿漏れを防ぎます。