パラアスリートの活躍

2024年3月13日

車いす陸上競技の古畑篤郎選手(アルケア所属)が、世田谷区の小学校で交流授業を行いました

アルケア株式会社社員の古畑篤郎選手は、世田谷区の小学校4年生97人に向けて、東京マラソン2024に招待選手として出場したダニエル・ロマンチュク選手※(アメリカ)とともに、2024年3月4日(月)に交流授業を行いました。

交流授業のテーマは「パラスポーツと共生社会」。自身の障害のことや日常生活で困ること、日本とアメリカでの声の掛け方などの違い、パラスポーツを始めたきっかけや陸上を選んだ理由について司会進行をしながら児童に伝えました。
また古畑選手とダニエル選手が児童に並走し、実際に競技用車いす(レーサー)で走る体験をしてもらいました。体育館から校庭に移動し、サプライズで行ったデモンストレーションに声があがりました。

当日の様子は、世田谷区サイトのお知らせにも掲載されています。
世田谷区 区政情報 まちの情報 「玉堤小学校でアメリカパラ陸上競技選手と交流!」

※車いす陸上競技(T54)選手として各種世界大会に出場、2024年3月3日の東京マラソン2024では銀メダルを獲得

レーサー体験中の様子

全員が競技用車いす(レーサー)の体験を行いました

集合写真

講演終了後に撮影した集合写真

アルケア株式会社では、障害に負けることなく活躍するパラアスリート社員の雇用などにより、健康で豊かな医療福祉社会の実現を目指しています。今後も、パラアスリート社員が自身の体験をさまざまな方に伝える取り組みを通じて、障害に関する認知の拡大や誰もが暮らしやすい社会の実現に貢献してまいります。

古畑篤郎選手のコメント

今回は交流授業の司会進行も務めさせていただきました。私自身話し手の立場でしたが、ダニエル選手の考え方や物事の捉え方などに感心させられる部分が多くあり、貴重な経験となりました。参加した子どもたちはみな真剣に話を聞いてくれたり、レーサー体験を楽しんだりと実りの多い交流授業でした。