今回のおすすめ食材「抹茶」
日本人は古くからお茶を飲む習慣がありますが、近年、改めてお茶の健康効果が注目されるようになりました。抹茶にはカテキン、ビタミンC、クロロフィルなどの栄養成分が含まれています。抹茶は抽出液ではなく、粉末にした茶葉なので、栄養成分をそのまま体内に取り入れることができます。
抹茶は飲むだけではなく、料理に入れたり、上からふりかけたりして応用することができます。抹茶の主成分であるカテキンは、ポリフェノールの一種で抹茶特有の苦みや渋みのもとになるものです。このカテキンには抗菌・殺菌作用や消臭効果があり、腸内環境を整える働きがあります。
抹茶に含まれるビタミンCは殺菌作用を手助けし、クロロフィルには消臭効果があるといわれています。抹茶の上品な緑色は見た目もきれいなので、上手に取り入れたいですね。
抹茶のグリーンカレー[2人分]
鶏肉(もも皮なし) | 130 g |
オリーブオイル | 小さじ2杯 |
たまねぎ | 1/4個 |
なす | 1本 |
赤ピーマン | 1個 |
たけのこ水煮 | 30g |
まいたけ | 1/3パック |
カレー粉 | 小さじ1杯 |
塩、こしょう | 少々 |
白飯 | 2人分(130g×2) |
パクチー | 適量(お好みで) |
[A]塩、こしょう | 少々 |
[A]抹茶 | 小さじ1/3杯 |
[A]水 | 大さじ1杯 |
[B]ココナッツミルク | 100g |
[B] ナンプラー | 小さじ2杯 |
[B]水 | 100cc |
[C]抹茶 | 小さじ1/4杯 |
[C]水 | 大さじ1杯 |
ポイント
野菜を繊維に対して垂直に切ることで、火が通りやすく、早くやわらかくなります。
作り方
下準備/たまねぎはうす切りにする。なすはヘタを取り縦半分にして乱切り、水に10分つけアクを抜く。赤ピーマンはヘタと種を取り細切りにする。たけのこは細切りにし、軽く茹でておく。まいたけは手でほぐしておく。
- 食品保存袋にAを入れよく混ぜる。一口大に切った鶏肉を入れ封を閉じ、外から軽くもみ、冷蔵庫に約30分置く。
- 下準備をした野菜を耐熱容器に入れ、オリーブオイルで和えてからラップをかけ、500wの電子レンジで約2分加熱する。
- 2を鍋に入れ強火で加熱する。1の鶏肉を入れ、火が通るまで炒め、カレー粉をふり入れ軽く炒める。Bを加え沸騰したら弱火で約5分煮る。
- 3に合わせておいたCを加え、塩・こしょうで味を整える。器に盛り付け、ごはんを添え、お好みでパクチーを添える。
【1人分当たり】(ご飯含む)
エネルギー470.2kcal/たんぱく質17.3g/脂質15.0g/炭水化物62.7g/食塩相当量1.4g
(発行:2023年3月)