毎号向日葵のアンケートにご回答いただき、ありがとうございます。いただいたアンケート回答の中から、暮らしを快適にするために皆様が実際に行っている工夫やユニークなアイデアをご紹介します。
01 入浴中の工夫
手作りの小さなエプロンをかけて入浴します!
ストーマ歴1年・70代女性・イレオストミー
シャワーを浴びるときに、手作りの小さなエプロンをかけています。
直接お湯がかからず、洗髪時にも髪の毛が引っかかりません。
こんな工夫もあります!
ストーマ袋を折りたたんでテープで留めています。
湯船に入っている間、ストーマや装具の上に容器をかぶせています!
例:プリンやゼリーの空カップ、キッチン用のボウル、タッパーなど
02 入浴後の工夫
ストーマ袋で下着を濡らさないように一工夫!
どちらの方法も、複数の方からご回答をいただきました!
湯上がり後、ストーマ袋に付着した水分で下着を濡らさないよう、タオルを袋状に縫ったもので乾くまで包んでいます。
1.キッチンペーパーなどに穴をあける
2.穴からストーマ袋を通します
キッチンペーパーやタオル、ハンカチなどに穴をあけたものをストーマ装具と皮膚の間にはさみ、水分を吸いとっています。
03 就寝時の工夫(ウロストミー)
DIYと工夫で自宅も旅行も安心です!
ストーマ歴5年・70代男性・ウロストミー
自宅用
夜間用の蓄尿バッグを事務用のA4ファイルボックスに入れて、万一漏れたときでも床には広がらないようにしています。排尿口を閉め忘れて漏れたことが何回かありましたが、尿はボックス内にとどまっていて助かりました。ボックスを安定させるため、背面に加工木材を、底面にはシリコンボタンを取りつけました。
旅行用
ホテルに宿泊するときは、カメラ用の携帯三脚に蓄尿バッグを吊り下げています。蓄尿バッグの使用は一定の高さが必要なため、宿泊予約の際はベッドから床までの高さを確認するようにしています。
こんな工夫もあります!
オストメイトインタビュー 佐々木 香織さんの工夫です!
うつぶせになるときは、バスタオルをドーナツ状に巻き、ストーマ装具の外周に置いていますよ。
※ご紹介した工夫は、アンケートを通じて個人から寄せられた工夫であり、編集部が有用性を保証できるものではありません。工夫を実践して何かしらの不具合が生じた場合、保証などご対応できかねますのであらかじめご了承ください。
(発行:2024年3月)