INTERVIEW 06
アルケアなら、広報を通じて
本当に社会に貢献できる。そこに
大きな魅力と可能性を感じた。
S. T.
広報/2020年入社(中途)
大学卒業後、国内の大手物流サービス企業に就職し、主に広報業務でキャリアを積む。15年間在籍した後、広報職のポジションでアルケアに転職し、主に社外広報を担当。2021年7月から総務広報部 広報課のマネージャーに就任。
なぜ、アルケアに?
広報職としてのキャリアアップと、
ワークライフバランスの向上を求めて。
私は新卒で大手物流企業に入社し、長らく広報を担当していました。物流という社会インフラを通じて、地域で暮らす人の生活を支える事業に携わり、とくに高齢者の生活支援について広報を行えることに使命感を持ち、プレスリリース配信や取材対応、社内報の制作などの広報業務に幅広く携わりましたが、次第に新しいキャリアに挑戦したみたいと考えるように。というのも、大きな組織のすでにでき上がっている仕組みや体制のなかで、自身の力を発揮していくよりも、自分自身が裁量を持って、企画し実行していきたいと感じていたのです。
そして転職活動を通じて、アルケアという会社が「高齢社会のエッセンシャルパートナー」というビジョンを掲げており、医療現場へ商品を供給していることはもちろん、ヘルスケア事業も行っていることを知りました。この会社であれば、健康寿命の延伸に取り組んでおり、住み慣れた地域で高齢者がいきいきと暮せる社会を実現することの一端を担えると感じましたし、前職でも大切にしてきたことと、通じるものがあると感じたのです。
面接を受けてみると、半年ほど前に広報強化のために新しい部署が立ち上がったとうかがい、そこに参加できることに魅力を感じました。さらに、子育てや介護をしている社員に対する在宅勤務や時差通勤など柔軟な働き方ができる制度が整えられていて、子どもと向き合える時間がしっかり持てることも、アルケアに惹かれた理由のひとつでした。
どんな仕事をしているのですか?
事業領域の認知を拡大し、
アルケアのブランド価値を高めていく。
私が入社する半年ほど前に、それまで経営企画部門の一部だった広報機能を独立させたグループが発足しました。私はそこに配属となり、入社早々、コーポレートサイトのリニューアルプロジェクトに参加。社内の関係部署と打ち合わせを重ね、社外のWeb制作会社と折衝しながら構築を進め、医療関係者や患者さんにとって見やすくわかりやすいコンテンツの拡充をはかりました。
並行して、上司と一緒にアルケアの広報が抱えている課題を検討し、今後の施策について企画立案しました。なかでも力を入れたのが、これまで各事業部の企画持ち込み型だった社外広報を、企業価値向上の全社最適観点で先行管理型にしたこと。こうした私たちの考えを事業部のマーケティング部長にプレゼンし、賛同を得て広報機能の強化を図っています。
医療分野はさまざまな規制があり、社外広報を行う際にも事業部と同等の専門知識が求められます。勉強しなければならないことが多くて大変ですが、私が発信した情報に有名専門誌の記者の方が反応してくださり、リレーションを築いて新商品の紹介記事などが掲載された時などは、大いにやりがいを感じます。有名なメディアで取り上げられると社内は盛り上がりますし、社外のメディアに評価をされることで社内が活性化されていくのもうれしいですね。
何のために仕事をしているのですか?
アルケアへの顧客・社会の期待が高まることで、
社会をより良くしていきたい。
当社はパラアスリート社員が2名在籍していますが、以前、彼らにアルケアの歴史や商品についてレクチャーする場に、私も同席させてらったことがあります。そこで、オストミー事業の担当者から、国産初のストーマ装具である「ラパック」の開発経緯をうかがい、非常に感銘を受けました。この「ラパック」をはじめ、アルケアの商品が患者さんのQOLを劇的に向上させた事例は、他にもたくさんある。どの商品の裏側にも、課題解決に挑んだドラマがあり、それを社会に伝えていくことでアルケアのブランド価値はもっと高まっていくと思います。
アルケアに入社してあらためて、この企業は本当に価値のある商品をたくさん扱っていると感じています。急性期病院の医療関係者の間では、すでにアルケアの価値は理解されていると思います。一方、これから治療だけではなく、予防・診断や、リハビリ・社会復帰におけるケアにおいても、ベストケア創造企業を目指しています。しかし在宅医療の現場や患者さんの間では、まだまだアルケアは認知されていません。アルケアの商品やサービスを利用してもらい、多くの人の課題をアルケアが解決できれば、もっとより良い社会になっていくはずです。アルケアが、世の中にかけがえのないパートナーとして貢献していることを実感したい。そんな気持ちが、私の原動力になっています。
今とこれから
担える領域が広い、
経営との距離も近い。
今後はマネージャーとして
広報を指揮していく。
入社後、立ち上がったばかりの広報部門に参画して、広報機能の役割を明らかにして戦略に基づき企画・実行し、結果を検証しながら軌道修正していくという、そのすべてを担えるのは前職では得られなかった面白さです。経営との距離も近く、広報機能強化の施策は直々に社長や本部長に提案しています。成果もダイレクトに実感でき、リニューアルをしたコーポレートサイトの指標は、アクセスが大きく増加するなど、向上しました。また、ニュースリリースについても、専門メディアへアプローチすることで、記事化されるケースも増えました。意欲のある人間には責任あるポジションを任せてくれる風土もアルケアらしさで、私もつい先日、広報課のマネージャーに昇格して広報全般を指揮する立場に。アルケアが目指すベストケア創造企業に向けて、広報を通じて「アルケアらしさ」を顧客をはじめとするステークホルダーに伝え、パートナーとして選ばれる存在にしたいと思っています。